計算の仕組み
安静時の消費量(基礎代謝、BMR)はMifflin-St Jeor式で求めます。体脂肪率を入れると、除脂肪量から計算するKatch-McArdle式に切り替わり、やせ型や筋肉量の多い人に合いやすくなります。BMRに活動係数をかけたものが1日の総消費エネルギー(TDEE)です。目標がある場合は、体重1kgの増減を約7,700kcalとして、週のペースを7日で割った分を足し引きします。たんぱく質は体重1kgあたり、脂質はカロリーの割合で決め、残りを炭水化物にします。
Mifflin-St Jeor: 10 × kg + 6.25 × cm − 5 × 年齢 + 5 (男性) / − 161 (女性)
Katch-McArdle: 370 + 21.6 × 除脂肪量 (kg) · TDEE = BMR × 活動係数
TDEE計算と基礎代謝計算の違い
基礎代謝計算は、安静時と活動量ごとに体が消費するカロリーを表示します。このTDEE計算はさらに、体脂肪率を使ってBMRをより正確に出し、体重の目標を1日の摂取カロリーに変え、それをたんぱく質・脂質・炭水化物のグラム数に分けます。
無理のない目標の立て方
- 週0.5kg程度の減量がよく勧められる続けやすいペースです。速く落とすほど不足分が大きくなり、筋肉も落ちやすくなります。
- 7,700kcal/kgはあくまで出発点です。体重が減るとTDEEも下がるので、数kgごとに計算し直しましょう。
- 運動する人は1日あたり体重1kgにつき1.4〜2.0gのたんぱく質が筋肉の維持に役立ちます。推奨量0.8g/kgは健康のための最低ラインです。
- 成人はエネルギーの20〜35%を脂質、45〜65%を炭水化物からとることが勧められています。
計算の基準と出典
- Mifflinほか(1990)安静時エネルギー消費量の予測式 · PubMed
- エネルギー・主要栄養素の食事摂取基準(DRI) · 米国科学アカデミー
- ISSNポジションスタンド:たんぱく質と運動(2017) · PubMed
- Body Weight Planner · 米国国立衛生研究所(NIDDK)
- 米国人のための食生活指針 · USDA・HHS
最終確認 2026年10月15日
よくある質問
TDEEとは何ですか?
1日の総消費エネルギーです。安静時、消化、活動を含めて1日に使うカロリーの合計で、TDEE分を食べると体重は維持されます。
体脂肪率は入れたほうがいいですか?
信頼できる測定値(DEXA、キャリパー、精度のよい体組成計)があるときだけ入れてください。やせ型や筋肉質の人により正確なKatch-McArdle式を使います。なければ空欄のままで大丈夫です。
週0.5kg減らすには何kcal食べればいいですか?
TDEEより1日約550kcal少なくします(0.5 × 7,700 ÷ 7)。計算は自動で行い、目標が女性1,200kcal・男性1,500kcalを下回ると警告します。
基礎代謝計算とどう違いますか?
基礎代謝計算は安静時と活動量ごとのカロリーを表示します。こちらは体脂肪率を使ったBMR、目標カロリー、PFCの配分まで出します。