仕組み
マイクの信号を1秒に約20回、YINピッチ検出アルゴリズムで解析します。改良された自己相関法で、音を時間をずらした自分自身と比べ、波形が繰り返す周期を見つけて周波数に換算します。短いメディアンフィルターで表示を安定させます。
その周波数を、国際標準ピッチ(ISO 16)である A4 = 440 Hz を基準とした12平均律に当てはめます。針は最も近い音(または選んだ楽器の最も近い弦)からのずれをセントで示し、100セントで半音です。±5セント以内で緑になります。
標準チューニング
以下の弦は自動で判別します。バンドやオーケストラが442 Hzなど別のAに合わせる場合は基準ピッチを変えてください。
| 楽器 | 弦(低い弦から、ウクレレはリエントラント順) |
|---|---|
| ギター | E2 A2 D3 G3 B3 E4 |
| ウクレレ | G4 C4 E4 A4 |
| ベース | E1 A1 D2 G2 |
f = A4 × 2^((n − 69) ÷ 12) · cents = 1200 × log₂(f ÷ f₀)
ポイント
- 弦は1本ずつ中くらいの強さで弾き、鳴らしたままにします。ほかの弦はミュートすると表示が乱れません。
- 音は下から合わせます。高すぎたら一度下げてから上げると、チューニングが長持ちします。
- 騒がしい場所ではスマホやノートPCを楽器に近づけるか、ヘッドセットのマイクをサウンドホール近くに置いてください。
基準と出典
- ISO 16:1975 音響―標準調律周波数(A = 440 Hz) · ISO
- de Cheveigné & Kawahara 2002, YIN, a fundamental frequency estimator for speech and music · 米国音響学会誌(J. Acoust. Soc. Am.)
- Web Audio API · W3C勧告
- Media Capture and Streams(getUserMedia) · W3C
- AnalyserNode · MDN Web Docs
最終確認 2026年10月18日
よくある質問
なぜマイクの許可が必要なのですか?
楽器の音を聴かないと音程を測れないためです。音はブラウザ内でリアルタイムに処理するだけで、録音・保存・アップロードはしません。停止ボタンかページを閉じればいつでも止まります。
どのくらい正確ですか?
1つの音がはっきり鳴っていれば、通常は1〜2セント以内で読み取れます。これはほとんどの人が耳で聞き分けられる差より小さい値です。周囲の雑音、複数の弦の同時鳴り、弱すぎる音は表示を不安定にします。
A4の基準ピッチ設定とは?
音階全体をずらす設定です。国際標準はA4 = 440 Hzで、442〜443 Hzを使うオーケストラもあります。すべての音と弦の目標値が設定値に合わせて変わります。
セントとは何ですか?
半音の100分の1です。+10セントはやや高い(シャープ)、−10セントはやや低い(フラット)という意味です。