仕組み
WHATWG Fullscreen API で画面全体を単色、グラデーション、細かい市松模様で埋めます。単色の画面では、ドット抜け(黒点)はいつも黒く、常時点灯ドットは同じ明るい色のまま残り、黒い画面では縁の光漏れやグローが見えます。グラデーションはバンディングや色むらを、市松模様はちらつきやにじみを明らかにします。
情報パネルは CSSOM View 標準を使います。CSSピクセル単位の screen.width と screen.height、CSSピクセル1つが何デバイスピクセルかを示す window.devicePixelRatio、ブラウザのウィンドウサイズ、色深度、色域(color-gamut)とHDR(dynamic-range)のメディアクエリです。リフレッシュレートはアニメーションフレームの間隔から推定します。
チェックするポイント
- ドット抜け(黒点):どの色でも黒いままの点。白い画面で見つけやすい。
- 常時点灯ドット:赤・緑・青のいずれかのまま残る点。黒い画面や反対色で見つけやすい。
- 光漏れ・グロー:黒い画面で縁や角が明るくにじむ部分(暗い部屋で確認)。
- バンディング・色かぶり:グレーのグラデーションに見える段差や色の変化。
ピクセル、CSSピクセル、DPR
Webページは CSSピクセルでレイアウトされます。高精細な画面では CSSピクセル1つが複数のデバイスピクセルを覆い、その比がデバイスピクセル比(DPR)です。OSの表示スケール(125 %、150 % など)を変えるとDPRが変わり、CSSピクセルの画面サイズは小さくなりますが、物理的な解像度は変わりません。
ピクセル = CSS px × DPR · 例:125 %で 1536 × 864 = 1920 × 1080
ポイント
- 新しいモニターやノートPCは届いたらすぐ確認しましょう。ドット抜けの交換・返品は期間が短く、基準もメーカーごとに異なります。
- 正面から30〜50 cmの距離で見てから、少し離れて普段の距離でも見えるか判断しましょう。
- 測定したリフレッシュレートがモニターの仕様より低い場合は、OSのリフレッシュレート設定とケーブルを確認してください。
基準と出典
- CSSOM View モジュール(screen、devicePixelRatio) · W3C
- Fullscreen API 標準 · WHATWG
- Window.devicePixelRatio · MDN Web Docs
最終確認 2026年10月18日
よくある質問
ドット抜けや常時点灯ドットはどう探しますか?
全画面テストを開始して色ごとにじっくり見てください。ドット抜けはどの画面でも暗く、常時点灯ドットは黒い画面でも同じ明るい色になります。位置を覚えておき、ほかの色でも確認しましょう。
表示された解像度がモニターの仕様と違うのはなぜ?
ブラウザは画面を CSSピクセルとデバイスピクセル比で報告します。表示スケールを使うと掛け算の結果が1〜2ピクセルずれることがあり、パネル本来の解像度ではなくスケール後のデスクトップサイズを報告するシステムもあります。
常時点灯ドットは直せますか?
自然に、または軽く押すと戻ることもありますが、Webページで確実に直す方法はありません。高速に点滅する「修復」パターンは光過敏の人に発作を起こすおそれがあるため、このツールには入れていません。保証期間内なら販売店にご相談ください。